信頼のラピノヴァX vs コスパのピットブル4
長年愛用しているPEライン:ラパラのラピノヴァX
10年程前、釣りを始めた当初は今は亡きバークレイ
ファイヤーラインEXTを使用していましたが(笑)
コスパの良さと入手のし易さから、その後は
ず~っとラピノヴァX一択
トラブルも少なく、数ある4本編みラインの中でも
絶対的な信頼を持つPEライン
ちなみに過去釣りあげたメモリアルなお魚さん達は
全てラピノヴァX の0.8~1.2号を使用
自分の場合、釣行毎に5mカットして4回切ったら
裏巻きして、そこからまた釣行毎5mカット。
160m/200m以下になったら交換するペースで
使用してますが、最近は他社からもコスパの良い
4本編みラインが発売されている事もあって
リーズナブルなシマノのピットブル4を併用・比較
してみる事にしました
今回比較したラインは1号/200m及び0.8号/150m
両者共に原糸はポリエチレン繊維IZANASの4本編み
あくまでも自分の主観的な感覚でのインプレには
なりますが、約一年間使用してみてラピノヴァX
との違いも含め評価・検証してみたいと思います。
ピットブル4の特徴
①しなやかさ:◎
ラピノヴァXと比べて表面コーティングが少ないせいか
触った感触は多少ザラザラしますが、ラインを垂直に
引いて離すと、しなやかに曲がるピットブルに対して
ラピノヴァXはコーティングライン特有のハリとコシの
強さを感じます。
ライン特性の違いによるルアー飛距離については
実測こそしていませんでしたが、飛距離はほぼ同等で
あまり差は感じませんでした。
②ループノットの少なさ:◎
しなやかなライン故にループノットが出来難く
またコブが出来ても簡単に解き易いです。
③毛羽立ち難さ:◎
キャスティングの際に指に擦れて負担の掛かる部位を
比較するとコーティングが少ない割にピットブルの方が
毛羽立ちが少なかったですね。
ラピノヴァと比較してラインが密に編み込まれて
いるので、ほつれにくく毛羽立ち難いと思われます。
④価格・入手し易さ(ネット購入):◎
ラピノヴァX1号200m実売1900円前後/0.8号150m1400円前後に対して
ピットブルは1号200m実売1200円前後/0.8号150m1000円前後の最強コスパ
⑤長時間安定した使い心地:〇
基本、釣行毎のスプール巻直し・塩抜きと
フッ素系メンテナンススプレー塗布を行っていますが
ラピノヴァXは使用時間と共にコーティングが剥がれて
徐々にハリ・コシが弱くなってくるのに対して
ピットブルは長時間使用しても終始安定した使い心地
ラインローラやガイドに付着するカスも少なめです
強度に関しては毛羽立ちが少ない分、耐久性は高いと
思われますが....
釣行毎に先端5m程カットしているので、
劣化した状態での比較は出来ていません(;^ω^)
不意なラインブレイクもなかったので根ズレ耐性や
FGノットの結束強度も同等で強度的にも◎
一方でデメリットとしては...
①横風が強い場合のキャストやシャクリ動作において
穂先に絡み易いです。自分が下手な事もありますが(^▽^;)
しなやかな分、ハリやコシが少ないので風やラインの
弛みによる絡みが出易いのかも知れませんね。
また、場所的な制約でバックスペースが取れない場合
テトラ際でのピン打ち・ショートキャストや
ノット結束部をガイドに巻込んでキャストする
シチュエーションではハリのあるラピノヴァXの方が
穂先絡みのトラブルは少ない様に感じます。
但しコーティングが剥がれるとハリ・コシ共に
弱くなりますので、釣行毎の劣化部分のカットは
必須ですよ(^_^;)
②トルザイトリング搭載ロッドでの糸鳴り
実用性に問題はありませんが、ガイドの擦れ音は
ラピノヴァXより大きく、夜間・静かな場所では
ちょっと気になりますね(^^;
以上、総じて耐久性も高くデメリットの少ないピットブル
コスパについても断然ピットブルに軍配が上がりますが
●シャクリ動作の多いジグ使用
●横風の強い状況でのキャスト
●テトラ際狙いのピン打ち
●スペースに制約の生じるノットを巻き込むキャスト
●夜間の釣り
ハリ・コシの強いトラブルレスなラピノヴァX
●コスパ重視
●安定性・耐久性重視
●サーフ/河口などオープンエリア
ピットブル
状況を踏まえて使い分けても良いかと思いますが
皆さんそれぞれ好みがあると思いますので
少しでも参考になれば幸いです
ちなみに自分の場合、比較してあらためて
長年使っているラピノヴァXの方が好みと
再認識しました(*^ー゚)b
浮気してごめんなさい(笑)
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